ちょっと待って。家庭用レーザー脱毛器を買う前に知っておくべきコト。

ストップ

突然ですが、家庭用レーザー脱毛器を買って永久脱毛できると思っていませんか?

家庭で脱毛して、簡単にムダ毛のないつるつるのお肌が手に入ったら良いですよね。
恐らく多くの人が家庭用レーザー脱毛器で脱毛が可能だと思っていると思います……ですが、実はその認識は間違っているのです。

購入を考えている方、少し待ってください。

本当に永久脱毛がしたいのであれば、医療脱毛を検討するのが賢明です。それにはきちんとした理由があります。家庭用レーザー脱毛器で効果を得ることは絶対に不可能をというのが事実なのです。そもそも永久脱毛をするためには、毛が作られる組織を破壊しなければいけません。毛を破壊する行為は、医師免許、または医師の指示の元、医療行為が行える医療従事者以外の者が行うことは違法行為にあたります。これは、法律で定められているのです。つまり、永久脱毛をしたいのであれば、医療脱毛で施術を行うしか方法がないという事。

今回は、脱毛に関する正しい情報をご紹介します。
家庭用レーザー脱毛器では、永久脱毛をすることが不可能という事実を理解したうえで、自分にあったムダ毛の処理方法を選んでくださいね。

1 家庭用レーザー脱毛器を買っても脱毛はできないって本当?

結論として、家庭用レーザー脱毛器は「永久脱毛が可能」などと謳われているものもあり、誤解された認識の方も多いですが、家庭用レーザー脱毛器をつかって永久脱毛をすることは不可能なのです。
もし、本当に家庭で永久脱毛をしたいのであれば、医師免許を取得して約1000万円を用意しなくていけません。これだけを聞くと、さっぱり意味が分からないですよね……きちんとした理由がありますので、ご説明していきます。

まず永久脱毛とは、毛を作る組織の毛乳頭や毛母細胞がある「毛幹部」を破壊し、二度と毛を生えてこないようにすることです。この「毛幹部」を破壊する方法は、メラニン色素(黒色)に反応して表皮を通過し、細胞を破壊できる医療用のレーザー脱毛器や、毛穴に針(ニードル)を挿入し電流を流して毛幹部を破壊する針脱毛(ニードル脱毛)のみです。
つまり脱毛効果は、医療用レーザー脱毛と針脱毛(ニードル脱毛)でしか得ることはできないということです。

毛の仕組み 

この脱毛行為は医師免許が必要であると法律で決まっています。毛根を破壊するレーザーを使用すること自体が医療行為にあたるため、永久脱毛は医療脱毛でしか行うことが出来ないという事です。

実際に、厚生労働省からの通達にも下記のように記されています。

■脱毛行為等に対する医師法の適用

以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保険衛生管理上危害を生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しないものが業として行えば医師法第17条に違反すること。

1.用いる機械が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為

出展:医師免許を有しない者による脱毛行為等の取り扱いについて

つまり、一般的に市販されている家庭用脱毛器で期待できる効果は、毛質が細くなったり、毛の生えるスピードが遅くなったりする抑毛や減毛だけということです。脱毛効果を期待されている方は家庭用脱毛器を買っても満足に効果が実感できないため無駄になってしまいます。

ちなみに、医療用レーザー脱毛器の価格は約1000万円です。この機械を操作するのには医師免許をもっているか、医師の指示のもと操作が可能な医療従事者でないと違法行為になりますので、家庭で手軽に脱毛の処理を行おうと思ったら、この金額と資格をクリアしなければなりません。これが、冒頭で記した家庭で永久脱毛をするのに必要な資格と金額の理由です。医療機関で永久脱毛をした方が手間もお金もかからない事は明白です。

以上のことから、本物のレーザー脱毛器は家庭では購入したり、実際に扱うことが出来ないことがお分かり頂けましたでしょうか。

2 家庭用脱毛器と医療用脱毛器の違い

それでは、家庭用脱毛器と医療用脱毛器はどんな違いがあるのかご説明します。以下の表にまとめましたのでご覧ください。

家庭用脱毛器

医療用脱毛器

効果

抑毛・減毛効果あり
機種やそれぞれの毛質や毛量によって効果も個人差がありますが、抑毛、減耗効果を感じられる人はいます。毛根に微量の光を照射することで毛根に刺激が与えられ、効果につながっているようです。

永久脱毛の効果あり
毛幹部を熱で破壊する為、確実に脱毛効果が得られます。一度破壊された組織は再生する可能性が低くなるので、永久脱毛の効果得ることができる。

金額

本体代相場 ¥18,000~¥100,000 程
この本体代に加え、カードリッジ代(光を出力する為に必要な部品)、本体を起動させるために電気代が必要費用になります。

全身脱毛の相場 ¥200,000 ~¥300,000 
クリニックによって価格が変わってくるので、一概に上記の金額とは言えませんが、相場の金額には医療機関でのカウンセリングやサービス内容が含まれています。プラスでかかる費用はクリニックまでの交通費です。

期間

永久に完了はしない
脱毛効果は照射を繰り返しても得られません。

約1年~1年半
目の生えてくるサイクル(毛周期)に合わせて照射を行います。クリニックによって回数は異なりますが、約5回の照射で脱毛効果が得られる為。個人差はありますが1年~1年半で脱毛効果が実感できます。

リスク

火傷、火傷による肌荒れ、硬毛、増毛化
高熱の光を照射して行うので、火傷のリスクがあります。
増毛化、硬毛化は光やレーザーを照射することによって起こりうる副作用です。

火傷、火傷による肌荒れ、硬毛、増毛化
火傷に関しては専門知識を持った医師が診察を行うので、ほぼ気にしなくでも良いでしょう。増毛化・硬毛化はレーザーや光を照射することで起こりうる副作用です。

メリット

・複数の人数で共有して使用が可能
・他人に見られる心配がない

・脱毛効果
・各クリニックのサービスやサポートがある
・トラブルがあった場合、医療処置が可能

デメリット

・何かトラブルがあった際もすべてが自己責任
・一人ですべての部位を照射できない

・クリニックに通う手間
・他人に見られる

それでは、一つずつ詳しく説明していきます。

2-1効果

1章で永久脱毛の効果は医療脱毛でしか得られないとお伝えしましたが、家庭用脱毛器は毛が薄くなったり、生えるスピードが遅くなる抑毛効果を得られる可能性はあります。それは、エステサロンで行われる光脱毛(フラッシュ脱毛)と同じ原理だからです。家庭で使用できるように安全面などを配慮し、光の出力が抑えられているものがほとんどですが、毛が生えてくる周期(毛周期)にあわせて照射し続ければ、エステサロンで行う光脱毛と同じ効果を得ることが出来ます。

ただし脱毛器の機種や毛質、毛量によって実感できるかは個人差があり、必ず効果が得られるかの補償はありませんが、抑毛効果が目的であれば、エステサロンでの光脱毛と検討してみても良いと思います。

脱毛

2-2金額

永久脱毛効果を得られるのは医療脱毛だけという事は、上記に記した金額は脱毛をするために必要な金額ということです。金額を見比べると、家庭用脱毛器が手頃に感じますが、10万円払って毛が生え続けてしまうのと、30万円をかけて永久脱毛をしてつるつるの肌が手に入るのはどちらが良いと思いますか?せっかくお金をかけるのであれば後者をおすすめします。

家庭用脱毛器は本体代を払っても、脱毛の効果は期待できませんし抑毛ができる補償もありません。つまり、指定の使用方法で行っても抑毛の効果が得られなかった場合も、希望の部位に自己判断で照射し続けるしかないのです。上記で記載した金額に加え、その際にかかるカートリッジを追加で購入する必要があります。
本当に効果を得たい方は、脱毛費用を家庭用脱毛器にあてないほうが賢明といえるでしょう。

2-3期間

期間に関しては、脱毛と抑毛で効果の違いがある為、比較することができません。

家庭用脱毛器で抑毛効果を感じられる期間は4カ月から6カ月ほど。2週間に1回の照射がすすめられており、毛量や毛質によって個人差はありますが、照射回数は8回から13回程です。ですが、家庭用脱毛器は毛を作る組織を破壊していないので、一度抑毛効果を実感しても、照射し続けなければまた毛が生えてきます。つまり、今までの自己処理を行う感覚で、永遠に照射をし続ける気力が必要なのです。

医療用脱毛器では、クリニックによって回数は若干変わってきますが、個人差はありますが5回で脱毛効果が実感できると思います。毛の生えてくる周期を毛周期といい、この周期に合わせて照射を行うので、1年から1年半程の期間が必要になります。この期間をかけてしっかり脱毛を行えば脱毛効果が得られるのです。

毛周期

 

2-4リスク

家庭用脱毛器でのトラブルで多発しているのが火傷です。なぜ多発しているかというと、効果が実感できない原因を出力が低いことだと思い、出力の判断を誤って使用することによって起こるケースです。自己判断では、どの程度で火傷になってしまうかわかりません。安心して使用したいようであれば、低い出力で照射をし続けるしかないのです。

また、医療用脱毛器、家庭用脱毛器では、照射される光やレーザーを浴びることによって、身体の毛が増えたり濃くなったりする副作用が起こる可能性があります。
医療脱毛の場合は、万が一こういった症状が出てしまった場合は無料で再照射を行うサポートがついているので安心して脱毛を行うことが出来ます。

当イセアクリニックの場合は、増毛の場合1年間無料で照射をしています。

増毛化

2-5メリット・デメリット

この違いは、自分で処置を行うか専門家に行ってもらうかの違いがポイントです。

家庭用脱毛器は、抑毛効果ですら補償はされていないので実際におこなってみないと効果を実感できるかどうかはわかりません。さらに何かトラブルが起きた場合にすべてが自己責任になります。メリットに記した複数の人数で使用が出来るという点ですが、こういったデメリットやリスクが大きい点などを含め家族や友人と共有すること自体おすすめはできません。もし共有して使うようであれば、使用する方はきちんと理解をしたうえで使用してくださいね。

医療脱毛に関しては、専門家がそれぞれの肌質や毛質に合わせて照射を行うので、確実に効果が得られます。さらに、何かトラブルがあった際には医療機関ならではの処置が行えるので安全に脱毛行うことが出来ます。

3 家庭用脱毛器と医療用脱毛器の種類

家庭用脱毛器と医療用脱毛器にはそれぞれ種類があります。それぞれの機械の種類には特徴や価格が違ってきますのでご紹介します。
まずは、家庭用脱毛器の比較を表にまとめました。
家庭用脱毛器のなかで、わりと認知度が高く、効果や金額が異なる4点を挙げました。

家庭用脱毛器

とくに、レーザー脱毛と謳っているトリアに関しては、どういった仕組みでレーザー脱毛が可能になっているのか不透明ですが、それぞれ実際に使用したの口コミでは、抑毛効果は感じているようです。もし、家庭用脱毛器を検討されているようであれば、照射面積が広く、使い勝手が良いものを選んでくださいね。

次に、医療用レーザー脱毛器の種類を表に記しました。この4機種が日本で使われている医療レーザーになります。

レーザー脱毛器それぞれのクリニックで、扱っている機種は変わってきます。もし自分で希望がある場合は搭載されている機械を調べて、クリニックを探してもいいと思います。基本的に複数の機種を導入しているクリニックは、患者さまに肌質や毛質に合わせて医師が選んで提案してくれるので、カウンセリングで相談してみてください。

3.まとめ

今回はレーザー脱毛器についてご紹介しました。

家庭用レーザー脱毛器を買って使用しても、残念ながら脱毛効果はないという事実は理解して頂けましたでしょうか。
10万円を支払って家庭用脱毛器を購入しても、効果は抑毛に留まり、実感できるかどうかは補償されていないということ。脱毛の効果は医療脱毛で医療従事者による施術を行うことでしか実感できず、全身脱毛の約30万という価格は永久脱毛をするなら必要不可欠な金額という事です。

抑毛効果を得るために、照射を一生し続けるか、1年半の期間をかけて、毛に悩まされない生活を送るか……リスク、メリットやデメリットはそれぞれありますが、この事実を知ったうえで自分に合った処理方法を選んでくださいね。