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ちょっと待って!目の下の脂肪注入をする前に読んでおきたい3つのポイント

目の下のクマ・たるみを美容クリニックで治療しようと思った方、「脂肪注入」という治療方法を目にしたことがあるのではないでしょうか。

脂肪のふくらみを無くしたいのに、脂肪注入するとは…?

そんな疑問を抱いた方も、これから目の下に脂肪注入をして治療したいと思っている方も是非本記事をご覧ください。

結論から言うと、当院の見解では目の下の脂肪注入はおすすめしていません。それは目の下の脂肪注入をするメリットより、デメリットやリスクの方が大きいと考えるからです。脂肪注入を行わなくても、目の下のクマたるみの症状は改善を期待できる治療方法はあります。

今回は目の下の脂肪注入とは何かというところから、脂肪注入をお勧めしない理由を解説します。目の下のクマたるみでお悩みの方、是非ご覧ください。


1 目の下の脂肪注入とは

目の下の脂肪注入とは、美容クリニックで行う目の下のクマたるみ治療で行われる施術方法の一つです。クリニックによって脂肪注入の方法や見解も異なりますが、多くのクリニックで推奨している脂肪注入術とは、下眼瞼脱脂(経結膜法)かがんけんだっしじゅつ(けいけつまくほう)に組み合わせます。

下眼瞼脱脂術(経結膜法)とは、「目の下の切らないたるみ取り」や「経結膜脱脂法」といった呼ばれ方もする施術方法で、目の下のたるみの原因となる脂肪(眼窩脂肪)を目の裏側(アッカンベーをした時見える赤い結膜部分)を切開して眼窩脂肪を摘出する方法です。

脂肪注入を推奨しているクリニックの見解では、下眼瞼脱脂術(経結膜法)を行っただけでは眼窩脂肪の下の凹み部分が解消されない、もしくは綺麗に目の下を形成することができないということです。

しかし、下眼瞼脱脂術(経結膜法)では、本当に満足いく施術結果が得られないのでしょうか。この章では脂肪注入の概要を細かくご説明します。

1-1 目の下の脂肪注入の効果

脂肪注入をすることによって目の下の凹みを改善することを目指すためにこの術式が用いられます。

脂肪注入を推奨しているクリニックによって方法や目的は異なる場合があるので、一概には言えませんが、目の下の凹み部分の解消や眼窩脂肪を摘出したときの形を整えるために行います。

当院で脂肪注入を行っていないので症例がありませんが、多くの美容クリニックがこの術式を推奨しており、効果を実感している人がいることは事実といえるでしょう。

1-2目の下の脂肪注入の方法

前述したように、まず下眼瞼脱脂術(経結膜法)かがんけんだっしじゅつ(けいけつまくほう)を行い、その後脂肪注入を行う方法がよく提案されています。

下眼瞼脱脂術の施術方法

下まぶたの裏側(アッカンベーをした時に見える赤い結膜部分)を切開し、ふくらみの原因となる眼窩脂肪を摘出する方法。

下眼瞼脂肪術

脂肪注入術の施術方法

凹みの部位や、ふくらみを持たせたい部位に脂肪を注入します。

脂肪注入

 

脂肪注入の方法は、大きく分けて3つの方法はあります。

①下眼瞼脱脂術で取り出した眼窩脂肪をメスなどで細かくカットして注入する

②お尻や太ももから脂肪吸引をしてメスなどで細かくカットして注入する

お尻や太ももから脂肪吸引をし、専用の機器を使用して不純物を取り除き注入する

上記の③にはいくつかの機器の種類があります。最もメジャーな方法として挙げられるのは「CRF(コンデンスリッチファット)(*1)」といい、CRF専用の機器で活きの悪い細胞や破壊された細胞の残骸・油脂、弱ってしまっている脂肪などの不純物を除去して精製する方法です。

さらにCRFの上のランクとして、このCRFで処理をした脂肪を専用の機器を用いて脂肪をさらに細かくし粒子が細かいクリーム状にする方法「マイクロCRF」という方法もあります。

(*1アメリカFDA(日本の厚生労働省に該当)の認可を受けた機器「LI PO M A X-SC」で、特許を取得しているウェイトフィルターを装着した処置のみCRFという)

1-3 目の下の脂肪注入の種類の違い

上記で記したように、脂肪注入の方法には3つの種類があり、機器を使用して精製する方法には機器や工程の数によってもランクが分かれています。

この方法の種類の大きな違いは「脂肪の定着率」に差が出ることです。一般的に「脂肪の定着率」が上がる方法にランクが上がるにつれて価格にも差が出ます。下記の表は簡単にまとめたものです。

①下眼瞼脱脂術で取り出した眼窩脂肪をメスなどで細かくカットして注入する
②お尻や太ももから脂肪吸引をしてメスなどで細かくカットして注入する
③お尻や太ももから脂肪吸引をし、専用の機器を使用して不純物を取り除き注入する

 

   

脂肪定着率

低い

低い

高い

価格

安い

やや安い

高い

脂肪定着率の違い

そもそも脂肪注入術では、注入した脂肪がすべて定着することはありません。機器を用い精製する③の方法でも、定着率は70%から80%とされており、定着しなかった脂肪は貧食細胞と呼ばれるリンパ球の一種(マクロファージ)によって吸収されてなくなります。

定着率が下がるということは、治療効果を十分に発揮する可能性が低くなるということです。③の方法には機器のランクや工程が異なり、そのランクによっても定着率が異なります。

①と②の方法では、定着率は変わらないと言えますが脂肪定着率は③よりも低いとされています。

価格の違い

①下眼瞼脱脂術で取り出した眼窩脂肪をメスなどで細かくカットして注入する
→約300,000円~350,000

②お尻や太ももから吸引してメスなどで細かくカットして注入する
→約370,000円~450,000

③お尻や太ももから吸引し、専用の機器を使用して不純物を取り除き注入する
→約500,000円~900,000

この方法は使用する機器や方法によって価格が異なります。

次の章では、このように目の下のクマたるみ治療で用いられる脂肪注入術をメリットのある術式と捉えていない当院の見解から、脂肪注入術がおすすめできない理由をご説明します。


2 目の下の脂肪注入をおすすめしない3つの理由

当院が目の下のクマたるみ治療において脂肪注入をおすすめしていない理由は下記の3つのポイントがあります。

  • 脂肪注入を行わなくても治療効果が変わらないから
  • 脂肪注入の起こりうる失敗やリスクが大きいから
  • 脂肪注入を行うことによる経済的負担が増えるから

一部1章でもふれましたが、治療効果やリスク、価格が治療目的に見合っていないと考えます。ひとつずつ説明していきましょう。

2-1 脂肪注入を行わなくても治療効果が変わらない

記述したように、当院の見解では目の下の脂肪注入は必要のない術式だと考えています。それは、目の下のクマたるみ手術で脂肪注入を行わず、症状に合わせた術式を行うことで十分に治療効果を期待することができるからです。

下記の写真は、実際に脂肪注入を行わずに下眼瞼脱脂術(経結膜法)を行った方の症例です。

下眼瞼脂肪(経結膜法)

下眼瞼脂肪(経結膜法)

※症例の詳細
価格/270,000円(モニター割引で30%OFF)
副作用/腫れ・痛み・内出血・違和感
ダウンタイム/2週間(完成まで3ヶ月)
リスク/血種・感染・凹みが出る可能性・左右差が生じる可能性・小じわや皮膚のたるみが出る可能性

いかがでしょうか。脂肪注入を行わなくても目の下のクマやたるみの症状が解消され、若々しく華やかな印象になっています。また、症状に凹みがある場合はハムラ法という術式が適しており、凹み部分に眼窩脂肪を移動する方法を行うことで、頬上部の凹みを改善することが期待できます。

このように目の下の脂肪に脂肪注入を行わなくても、十分な治療効果が期待できます。当院では、下眼瞼脱脂術(経結膜法)を行う際に、仕上がりを想定した最適な脂肪の量を摘出することを目指します。

これを可能にする経験と知識がある執刀医が行うため、脂肪を取りすぎてしまったり、摘出量が足りないことによるデザインの失敗や、治療効果に影響を及ぼすことが極めて低いと言えるでしょう。

脂肪注入を行っても行わなくても治療効果が同じであれば、必要ないと思いませんか?
では、なぜ目の下のクマたるみ治療で脂肪注入を用いられるのか、理由を挙げると下記のことが推測できます。

・下眼瞼脱脂術(経結膜法)やハムラ法など技術が乏しく治療効果が期待できない
・脂肪注入を行うことで別料金が発生するため利益を重視している

もちろん、脂肪注入を行うことで「微差までこだわったデザインを目指すため」など、推奨しているクリニックには様々な拘りがあるので一概には言えません。

しかし、同じように治療効果の満足を目指す施術方法を提供している私たちのクリニックからの目線では、あまりメリットがある術式とは言い難い治療方法なのです。

2-2 脂肪注入の起こりうる失敗やリスクが大きい

脂肪注入はリスクを伴う施術方法で、可能性があるリスクは下記の通りです。

脂肪注入を行うことで起こりうるリスク

脂肪注入を行うことで起こりうる失敗やリスクは「定着しなかった脂肪が壊死し、しこりが残る」といった内容が挙げられます。これは、不純物を多く含んだまま注入術を行ったために定着率が悪い場合に、起こりうる可能性が高くなると言えます。

しこりができてしまった場合の処置方法

もし、しこりができてしまった場合にはステロイド注射の局注で治療を行う必要があります。

万が一ステロイド局注の治療を続けてもしこりの症状が改善されなかった場合、切開をして取り除くしかありません。これは最悪のケースですが、しこりは経結膜側(まぶたの裏側)からでは摘出することができないので、皮膚の表側を切開し摘出する処置を取らなくてはなりません。

目の下のクマたるみを治療するために行った施術方法で、このような処置を行うことになったら本末転倒です。
ランクの高い脂肪注入術を行うことでしこりができるリスクを軽減するような臨床結果が出ていると言われていますが、このリスクを0にすることは出来ないといえるでしょう。

このような身体的なリスクを負ってまで脂肪注入を行う必要はあるのでしょうか。

2-3 脂肪注入を行うことによる経済的負担が増える

単純に脂肪注入術を手術に組み合わせることによって治療にかかる費用が変わります。当院の下眼瞼脱脂術(経結膜法)の価格は270,000円(税込み)です。

クリニックによって価格は異なりますが、脂肪注入の組み合わせ治療を行う場合はおおよそ10万から50万ほど別途費用を用意する必要があります。

1章で記述したように、脂肪注入の方法は、価格によって治療効果のランクが異なります。

そもそも、目の下のクマたるみの治療に効果のランクの種類があること自体が不可解ではないでしょうか。

例えば、気に入らなかったら元の目に戻すことが期待できる「二重の埋没」法と、半永久的な効果が期待できる「二重の切開法」の手術のランクがあることは、それぞれにメリットがあるため自然なメニュー内容だと思います。

しかし、目の下のクマたるみ治療においての効果は「症状を治す」ことにつきます。症状に対し最も治療効果が期待できる方法で症状の改善を目指すことが医療ではないのでしょうか

経済的負担が高くなることに代わって得られるメリットはあるといえるのでしょうか。治療効果は変わらないのであれば、脂肪注入を行う為の費用を用意し、リスクを背負って治療に臨む必要はないと考えるのが当院の見解です


3 最善の目の下のたるみ治療とは

目の下のクマたるみの症状は4つに分けることができ、それぞれに適した術式があると考えます。

①目の下の脂肪が膨らんでいる
下眼瞼脱脂術(経結膜法)かがんけんだっしじゅつ(けいけつまくほう)

目の裏側(アッカンベーをした時に見える赤い結膜部分)を切開して眼窩脂肪を摘出する方法

②目の下の皮膚がたるんでいる
下眼瞼除皺術かがんけんじょすうじゅつ(切開法と記しているクリニックもあります)

下まつ毛のすぐ下を切開して、皮膚のたるみを引き上げ切除する方法

③目の下の脂肪がふくらみ・皮膚のたるみが併発している
下眼瞼脱脂術・除皺術かがんけんだっし・じょすうじゅつ

下まつ毛のすぐ下を切開して、眼窩脂肪を摘出し、皮膚のたるみを引き上げて切除する方法

④目の下の脂肪がふくらみ・皮膚がたるみ・頬上部が凹んでいる
ハムラ法

下まつげのすぐ下を切開して、眼窩脂肪を凹みのある部分に移動、皮膚のたるみを切除する方法

このように脂肪注入術を組み合わせなくても、適した施術方法を提案することができます。

あくまで当院の見解ではありますが、脂肪を注入する方法より症状に敵した術式を用いて治療を行うことで、脂肪注入のリスクや経済的負担を回避することが良いと考えています。

それぞれの術式の詳しい内容については専門サイトで記載しております。目の下のクマたるみの治療方法でご検討の方は是非ご覧ください。

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4 まとめ

今回は目の下の脂肪注入術について詳しくご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。

目の下のクマたるみ治療をお考えの方は、一度は目にしたことはある施術方法だと思います。当院の見解ではありますが、脂肪注入をせずに改善を目指すことが良い施術方法と捉えています。

脂肪注入をご希望の方には否定的な内容になりましたが、もし施術を検討されているのであれば、脂肪注入を推奨しているクリニックと推奨していないクリニックのカウンセリングを受けてみましょう。

是非、ご自身にとって納得のいく形で良い治療を受けて下さいね。

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