美容皮膚科のピーリングでパッと明るい肌へ!効果や費用を徹底解説!

年齢とともにお肌の曲がり角を迎え、肌がくすんだり、ゴワつくのが気になる…というお悩みはありませんか?色々な化粧品を試してみてもなかなか効果を実感できず、ピーリングにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

ピーリングとは、一言でいうと「古い角質をはがすケア」のこと。古い角質をはがすことによって、つるんとした明るいお肌に導くことが期待できるピーリングですが、「市販のピーリング剤を使ってみてもいまいち効果が得られなかった」といった経験はありませんか?

そんな時におすすめしたいのが「皮膚科のピーリング」です。自宅やエステで行うピーリングとは違い、皮膚科では濃度の濃い薬剤を使うこともできるため、より高い効果が期待できます。

一般的な皮膚科でもニキビ治療等のためにピーリングを行っている場合もありますが、より美しい肌を目指している方には「美容皮膚科」がおすすめです。例えばニキビ治療の場合、一般的な皮膚科はニキビが治れば治療は終了となりますが、美容皮膚科はニキビを治すだけでなくニキビ跡を目立たなくしたり肌をより美しくするところまで考えて治療が行われます。

そこで今回は、美容皮膚科のピーリングについて解説していきます。

美容皮膚科のピーリングとはどんなことをするものなのか、自宅やエステでやるピーリングとの違いは何かなど、「美容皮膚科でピーリングをやりたい!」と思った方のギモンを徹底解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。


1 美容皮膚科のピーリングとは

美容皮膚科で行うピーリングには種類があり、レーザー機器を肌に照射する「レーザーピーリング」もありますが、薬剤を塗布する「ケミカルピーリング」が主流です。

そこで、この記事ではケミカルピーリングについて詳しく解説していきます。

1-1 美容皮膚科のピーリングの効果

美容皮膚科でピーリングを受けるとどのような効果が得られるのでしょうか。効果が期待できる内容を以下にまとめました。

  • ニキビの予防・改善

    皮脂が毛穴に詰まったまま放置していると、ニキビの原因となります。ピーリングの酸によって角栓を溶かして取り除くことでニキビの予防効果が期待できます。
    また、酸には殺菌効果もあるため、ニキビの炎症を抑え、改善する効果も期待できます。

  • 毛穴の改善

    ピーリングで角栓を除去することで毛穴が引き締まり、毛穴が目立たないザラつきを抑えた肌になることも期待できます。

  • シミやニキビ跡の改善

    ピーリングによって色素沈着によるシミや、ニキビ跡が薄くなる効果が期待できます。
    人間の肌は表面から表皮・真皮・皮下組織という3つの層に分けられ、このうち表皮は一定の期間を経て生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。
    ピーリング 皮膚科
    加齢や生活習慣の乱れ等でターンオーバーの間隔が長くなると、古い角質が蓄積し肌がくすんだりシミやニキビ跡がいつまでも残ってしまう原因になります。
    ピーリングをすることでターンオーバーを促進し、肌を正常な状態へと導くと、色素沈着によるシミやニキビ跡が表皮の表面に上がってきます。表皮の表面に上がってきたら更にピーリングで角質と共に除去することで、シミやニキビ跡が薄くなる効果が期待できます。

  • 浅いシワの改善

    ピーリングをすることで、皮膚の真皮にある「コラーゲン」や「エラスチン」といった、表皮を支える線維の生成が促進されると、浅く小さいシワであれば改善することが期待できます。

1-2 美容皮膚科でピーリングすることのメリット

美容皮膚科でピーリングを行うことのメリットとして、以下の2点が挙げられます。

  • 医師の診察のもと、適した治療を受けられる

    美容皮膚科であれば、肌の症状や薬剤を熟知した医師に相談しながら、適した治療法を受けられます。万が一、ピーリングの施術を受けた後に赤みやかゆみなどの症状が出た場合でも医師によって適切な処置や薬の処方をしてもらえるので安心です。

  • 機器を併用することで、より悩みの改善が期待できる

    レーザー治療機器や光治療機器など、豊富に治療機器を取り揃えている美容皮膚科であれば、症状や肌に合った機器とピーリングを併用することでよりお悩みを改善することが期待できます。


2 ピーリングのメカニズム

ピーリングというと、美容皮膚科だけでなく、エステや自分でできるものまで幅広くありますよね。それらには一体どんな違いがあり、美容皮膚科のピーリングにはどんな特徴があるのでしょうか?

2-1 美容皮膚科とエステ・家庭用のピーリングの違い

美容皮膚科のピーリングと、エステ・家庭用のピーリングの違いは酸の「濃度」です。

エステや家庭用では専門的な知識がなくても誰でも使えるように薬剤の濃度が低く設定されています。そのため、ピーリングの効果は状態を整えたり現状を維持することに留められます。

一方、美容皮膚科でのピーリングは治療や改善を目的とするため、それなりに高い濃度の薬剤を使用する必要があります。濃度の高い薬剤を使ったピーリングは副作用も伴うため、皮膚や薬剤について十分な知識をもった専門家がいる医療機関でしか許されていません。

エステ・家庭用と医療用でどのくらい濃度が違うのかというと、ピーリングに使用される代表的なグリコール酸という薬剤の場合、エステや家庭用のピーリングではグリコール酸の濃度が10%以下に薄められた化粧品が用いられていますが、美容皮膚科では50%以上の高濃度の薬剤を使用することも可能です。

ケミカルピーリングは元々欧米で研究が進められ、日本では1990年代から広まりました。簡便性の高い方法であることから、当時はエステなどでも高濃度の酸で施術が行われていましたが、腫れや炎症などの皮膚トラブルの相談が多く寄せられるようになり、2000年に厚生省によって「ケミカルピーリングは業として行われれば医業に該当する」と明言されました。

こういった経緯があり、現在ではエステ・家庭用のピーリングと、美容皮膚科のピーリングでは使用する薬剤の濃度が異なっています。

2-2 美容皮膚科のピーリングで使用する薬剤の種類

美容皮膚科で行うケミカルピーリングの薬剤は患者様の皮膚の状態や体質などに合わせて医師が選択し、濃度や塗布時間を調節して使用します。

今回は、クリニックで特に使用されることの多いグリコール酸、サリチル酸マクロゴールの2つの薬剤について詳しくご説明していきましょう。

  • グリコール酸

    【効果】ニキビ、ニキビ跡、ニキビ予防、皮脂量の調整、シミ、くすみ、小じわ

    【費用(イセアの場合)】全顔1回6,600円/税込

    【使用頻度】2週間に1回程度

    【副作用】赤み、水膨れ、乾燥、湿疹、色素沈着、反応性のニキビ等が出ることがある

    【特徴】分子が非常に小さいため、肌表面の角質層まで浸透し、古い角質や毛穴に詰まった角栓などを除去します。
    真皮まで薬剤が浸透しないため、肌を痛める心配が少なく、塗布してから置いておく時間で浸透を調整できるので一人ひとりの肌の状態に合わせて施術することができます。

  • サリチル酸マクロゴール

    【効果】ニキビ、ニキビ跡、ニキビ予防、色素沈着、毛穴の開き

    【費用(イセアの場合)】全顔1回8,800円/税込

    【使用頻度】月に1回程度

    【副作用】乾燥、赤み、痛みが出ることがある(少ない)

    【特徴】角質を溶かすサリチル酸と、酸が肌内部に浸透するのを予防するマクロゴールを溶解した薬剤のため、ピーリング効果が高いのに副作用が少ないのが特徴です。
    他の薬剤に比べて値段は高めですが、その分施術回数が少なく済むことが多く、ケミカルピーリングが初めての方、グリコール酸ピーリングは刺激を感じるという方におすすめです。

    【その他】アスピリン喘息、アスピリンアレルギー、ラテックスアレルギーの方には使用できません。

2-3 美容皮膚科でピーリングと機器を併用すると効果的

ピーリングは単体で行うよりも、症状に合わせた治療機器を併用することでより高い効果を実感できます。治療機器が複数取り入れられているクリニックですと、肌の状態に合わせて治療の選択肢を広げることができます。


3 実際に美容皮膚科でピーリングをしたいと思ったら

実際に「美容皮膚科でピーリングをやりたい!」と思った時はどうすれば良いのでしょうか。この章では、当院でピーリングの施術を受ける際の費用や期間、施術の流れについてご紹介していきます。

3-1 ピーリングの費用と期間         

当院のピーリングの費用は以下の通りです。

ピーリングの種類 費用(税込)
グリコール酸 全顔1回6,600
サリチル酸マクロゴール 全顔1回8,800

ピーリングは症状やどの程度の改善を求めているかが一人ひとり異なるため、一度で効果を実感できる場合もあれば、数回通い続ける必要がある場合もあります。

例えばニキビ跡や毛穴の黒ずみの場合は、ターンオーバーを促進することで改善されるため、一度の施術で効果を実感するのは難しく、数回に渡って治療する必要があります。また、ニキビ治療を目的としてピーリングをする場合、一度治ってもまた出来てしまうのであれば定期的に通い続ける必要があります。

当然、回数を重ねた分費用も上がっていきますし、ピーリングは自由診療にあたるため、保険が適用されません。自由診療の場合、病院によって料金が異なりますので事前に確認しておきましょう。

3-2 施術の流れ

実際にイセアクリニック(以下:当院)でグリコール酸ピーリングの施術を受ける際の流れをご紹介していきます。

ピーリング 皮膚科

1. 洗顔

カウンセリングの前にメイクを落としていただきます。

カウンセリング風景

2.カウンセリング

ドクターが肌の状態やこれまでの既往歴等を伺い、最適な方法をご提案します。

ピーリング 皮膚科

3.薬剤の塗布

肌にグリコール酸を塗布し、3分程置いてからスポンジで薬剤を除去します。

(塗布後に置く時間は肌の状態や薬剤によって異なります。)

ピーリング 皮膚科

4.施術後

施術後はすぐご帰宅いただけます。グリコール酸ピーリングの場合、施術後にメイクをしていただくことも可能です。パウダールームにはブラシ・ドライヤー・メイク落とし化粧水・乳液を常備しています。

3-3 イセアのピーリング

イセアで行っているピーリングについて詳しくご紹介していきます。

  • 複数の薬剤から適切な濃度を選択

    ピーリングは肌に適した薬剤・濃度の選定がとても重要です。例えば、肌が弱い方に対して刺激の強い、濃度の濃い薬剤を使用すれば、大きな副作用が起こる可能性があります。複数の選択肢の中からその人の肌に適した薬剤を選んでもらえるようなクリニックがおすすめです。

    当院では濃度10%20%・50%のグリコール酸(※濃度50%は顔ではなく体に使用)と、サリチル酸マクロゴールをご用意しており、経験を積んだ医師が症状や部位に合わせて適切に選択いたします。いずれも、作用が穏やかで肌に強い刺激を与える心配が少ないので、ピーリング初心者の方にも安心して施術を受けていただけます。

  • 症状に合わせた治療機器を併用できる

    前述のように、ピーリングと症状に合わせた治療機器の併用でより高い効果が期待できます。当院でピーリングと併用する機器についてご紹介していきましょう。

  • イオン導入

    イオン導入とは、そのままでは浸透しにくい美容成分に微弱な電流流し、表皮~真皮の上層まで浸透させる方法です。当院のイオン導入では、ビタミンCを真皮層までいきわたらせ、シミなどの色素を薄くしたり、肌の新陳代謝の向上やコラーゲン生成作用を促しています。また、皮脂分泌の抑制作用と抗炎症作用もあるので、ニキビの改善や予防、ニキビ跡の色素沈着にも有効です。

    ピーリング後は古い角質がはがれ、有効成分が浸透しやすい状態なので、イオン導入を併用するとさらに高い浸透効果が期待できます。

  • ライムライト

    ライムライトとは、IPLという光を照射する光治療機器の一種で、従来の機器では難しかった色素の薄いシミやそばかすに効果が期待できます。

    ピーリングと併用することで、その効果をより発揮することができます。

  • ジェネシス

    ジェネシスは表皮~真皮上層にはたらきかけるレーザー機器です。レーザーピーリング効果があり、表皮の古い角質を取り除くことができます。これにより、ターンオーバーが促進され、コラーゲンが増殖し、肌質の改善や毛穴の開きの軽減に効果を発揮します。

    ケミカルピーリングと併用することで、くすみの改善や、トーンアップに効果が期待できます。

  • アグネス

    アグネスとは、毛穴に細い針を刺し、高周波を照射する治療機器です。ニキビの原因となる、過剰な皮脂を分泌する皮脂腺を直接破壊することができ、ニキビや毛穴の黒ずみ・開きを解消します。

ピーリングと併用すると、毛穴の余分な皮脂などを取り除いた状態で処置を行うことができます。

  • アキュティップ

    アキュティップとは光治療機器であり、光に反応したメラニンがターンオーバーによって表皮から出ていくため、薄いシミやそばかすに効果を発揮します。

    ピーリングと併用することで、シミ治療の効果が期待できます。

  • アフターフォローの充実

    ピーリングには、施術後に肌の赤みやヒリ付き、かゆみなどの副作用が出る可能性があります。そういった際、当院ではしっかりご相談に乗り、適切な処置をいたします。当院で行っているアフターフォローについてご紹介いたしましょう。

  • 24時間電話サポート

    当院では専用ダイヤルにて24時間無料の電話サポートを行っております。肌に異常を感じたり、不安なことがございましたらご連絡いただけます。

  • カウンセリング無料

    当院では、初診・再診ともにカウンセリングが無料です。不安なことや、新たな治療に挑戦したい時など、お気軽にご相談ください。


4 ピーリングの注意点

ケミカルピーリングの施術を受ける際に注意すべきことについてご紹介していきましょう。

  • 施術前後は刺激を与えない

    ピーリングをする前に顔そり、スクラブ等を使用するとピーリングが必要以上に深く作用してしまうため、前日には行わないようにしてください。
    また、1ヶ月以内に他のピーリングやレーザー、ワックス脱毛などの施術を受けている場合、ピーリングができないこともございますので、事前に医師に申告してください。

また、施術後はマッサージ、サウナ、プール等刺激になるものは3~4日避けたほうが良いでしょう。

  • 紫外線に気を付ける

    表皮にある角質層は紫外線から皮膚を守るはたらきがあります。ピーリングで角質層をはがすと紫外線が皮膚を通過しやすい状態になるため、施術を受けた後は日焼け止めを塗るなどしっかり紫外線対策をしましょう。
    (使用する薬剤によっては施術後に日焼け止めを塗れない場合もありますので、医師に確認してください)
  • 保湿をしっかりする

    ピーリング後は肌が乾燥しやすいのでしっかりと保湿をしてください。

  • 乾燥肌の人はピーリングを避ける

    乾燥肌の人は肌のバリア機能が低下しており、肌を守ろうとターンオーバーが早まる傾向にあります。その状態でピーリングをしてしまうと、まだしっかり成長しきれていない未熟な状態の肌が表面に出てしまい、少しの刺激でも肌荒れが起こりやすくなってしまいます。

  • 赤みやかゆみが出た場合は冷やす

    塗布後、肌が赤くなったりかゆみを感じたりする場合があります。その際は濡らしたタオル等で肌を冷やすことで症状が鎮静化されることもありますが、冷やしても違和感が続く場合はすぐにクリニックに連絡をしましょう。


5 まとめ

いかがでしたか?美容皮膚科のピーリングは、酸で古い角質を溶かすケミカルピーリングが主流であり、患者様の肌の状態や治療内容によってグリコール酸、サリチル酸マクロゴールなどが使用されています。クリニックを選ぶ際は、複数の薬剤が用意されていて、効果を高めるための機器を併用でき、アフターフォローがしっかりしているところを探すと良いでしょう。当院では経験を積んだドクターが患者様のお肌を診察し、適した薬剤と治療機器を駆使しながら美しい肌へ導くお手伝いをさせていただきます。カウンセリングは無料ですので、お気軽にご相談ください。

ぜひピーリングでつるんと綺麗な肌を手に入れて下さいね!

イセアのメディカルスキンケア

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