6種類を見極める!シミ消しレーザーの正しい治療法を徹底解説

鏡を見るたびに、気になるシミ・・・
頬、目の下、こめかみなど、見るたび大きく、濃くなってきているような・・・
このシミがあるだけで歳を取って見えてしまう・・・

そうお考えの方は多いのではないでしょうか。
実際シミがあるだけで13歳以上老けてみられるというデータもあり、特に女性にとっては大きな悩みのひとつだと思います。
※参考 https://www.chocola.com/shimi/column/04/

しかし一口にシミといっても、シミには多数の種類があり、また性質が異なるため、改善させる方法もそれぞれ異なるのです。
紫外線が原因である、最も一般的なシミの老人性色素斑や、肝斑、シミにみえるあざなどは、医療機関で治療できるレーザー治療で劇的に改善します。

そこで今回は、シミ消しレーザーの効果、アフターケアやリスクまでをわかりやすく解説します。
レーザーとともに併用され、相乗効果の高い光治療器や医療機関で処方される薬についても紹介していきますので、これまで化粧品や市販の薬で改善しなかった人、クリニックでの治療を検討している人はぜひ参考にしてみてください。


1 症例で見るシミ消しレーザーの効果

シミ治療を行うにあたり、レーザーは効果の高い治療法です。
実際に当イセアクリニックでレーザーでシミ治療を行った症例を紹介します。下記の症例は、シミ消しレーザーとして『スペクトラ』というQスイッチYAGレーザーを使用し、シミを治療した症例です。

スペクトラ症例

5回目照射終了後、3ヶ月経った頃の症例です。
もともとのシミも薄い症例となりますが、5回照射終了後はシミが消えているのが分かります。

それぞれ性質の違うシミで治療期間は異なりますが、しっかりと消える、もしくは薄くなる効果が期待できます。このようにレーザーは期待ができるシミ治療になります。


2 シミの性質によってレーザー機器が異なる

実はひとくちにシミといってもシミの性質は大きく分けて6つに分類され、それぞれ性質が異なります。そのため、レーザー機器もシミの性質により適応する機器、しない機器があります。

まずはシミの性質別に適したレーザー機器を紹介します。但し、全てのシミにレーザーが適しているというわけではなく、IPL治療機器やイオン導入、内服薬や外用薬の併用などの治療が最適な場合もありますので、あわせて紹介します。

シミの性質 概要 効果的な治療法
加齢によるシミ 顔や腕、手の甲などにできやすい濃い褐色のシミで境目が目立つ QスイッチYAGレーザー
IPL治療器
そばかす 顔や手の甲、上腕や肩、背中にできやすい米粒くらい淡褐色のシミ QスイッチYAGレーザー
アキュティップ
IPL治療器
肝斑 顔面に左右対称にできる淡褐色のシミで広範囲、輪郭がハッキリしない レーザートーニング
内服薬
ニキビ跡、虫さされ跡シミ ニキビや虫刺され等の傷のあった部分にできる色素沈着 イオン導入
ハイドロキノン
あざ 皮膚の変色で赤、青、茶、黒色のアザなのでシミと間違いやすい QスイッチYAGレーザー
イボ 少し盛り上がりがあり、80代からはほぼ全員にみられる Co2レーザー

次の章からは、シミの性質の違いと最適な治療法をより詳しく紹介します。

2-1 加齢によるシミ(老人性色素斑)

加齢によるシミは、別名老人性色素斑や日光黒子ともいわれ、最も多くみられるシミの種類であり一般的なシミといえばこのタイプのことです。

老人性色素斑、雀卵斑

紫外線による刺激を受けると肌の内部で肌を守ろうとメラニンが生成され、そのメラニンが表面化されることでシミの症状として現れます。そのため、紫外線が主な原因となりますが、紫外線を浴びた直後に症状が現れるわけではなく、肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって年月を掛け現れてくるシミです。
つまり、今表面化されているシミは5年前、10年前、または20年前に浴びた紫外線が原因になっているのです。

シミメカニズム

本来はターンオーバーとともにメラニンも排出されますが、加齢によってターンオーバーが滞り、皮膚に留まり続けてしまいます。

色白な人や、アウトドアを好む人は現れやすいので、20代後半で、多くは35歳ごろから濃い褐色が目立ち、通常の皮膚との境目が目立つようになります。特に顔や腕、手の甲などにできやすい傾向にあります。

この加齢によるシミを治療するには、QスイッチYAGレーザーやIPL治療器が効果的です。当院では、QスイッチYAGレーザーは『スペクトラ』、IPL治療器は『ライムライト』を使用しています。それぞれの特徴の違いは下記の通りとなります。

QスイッチYAGレーザー(スペクトラ) IPL治療器(ライムライト)
概要 メラニン色素をレーザーによって分解する メラニン色素を光によって分解する
価格 1,080円(税込)/1mm 3,240円(税込)/1shot
治療回数 2、3回(シミの深さにより異なる) 3回~10回
照射間隔 最短3 ヶ月 1ヶ月
施術時間 30分 30分
ダウンタイム 一時的にシミが濃くなり、かさぶたになる
3 ヶ月程度、赤み・色素沈着
ほとんどなし
術後のケア 軟膏とテープ保護の処置を7~14 日程度 なし
術後の副作用 ヒリヒリ感、水疱、びらんが出る場合がある 熱感
リスク 火傷、色素沈着 火傷

上記の表の通り、レーザー治療とIPL光治療の違いは、アグレッシブな治療を行い、少ない回数で早く治療を行うか、穏やかに継続して治療を行うかの違いとなります。

単一の強い照射パワーがあるレーザー治療では、ピンポイントで気になるシミに働きかけるため、1~2回の短い回数で治療できますが、赤みやかさぶたができるといった副作用があるため、照射部分をしばらく絆創膏で覆っておく必要があります。

一方、複合した波長でさまざまな肌ダメージに有効なIPL治療は、3~10回の比較的長い間隔でおだやかに治療を行います。治療後すぐにメイクができることやピンポイントのシミだけでなく肌全体をきれいにできるメリットがあります。

そのため、自身の生活スタイルや要望と照らし合わせてどちらかを選択することができます。

2-2 そばかす(雀卵斑)

そばかすは医学用語では雀卵斑(じゃくらんはん)と呼ばれ、文字通りスズメの卵の殻の模様に色や形が似ています。そばかすは遺伝的要因でできるシミの1種で、メラノサイトが局所的に活性化すること現れます。 

肌の白い人種によくみられる特徴で、日本人でも色白の人に多くみられます。家系にソバカスをもつ人がいると、発現する可能性が高くなります。遺伝的要因が原因のシミですが、日常の紫外線でも悪化します。

そばかすに効果的な治療はQスイッチYAGレーザー、アキュティップ、IPL治療器が挙げられます。IPL光治療器とアキュティップを併用する場合もあります。当院では、加齢によるシミ同様、QスイッチYAGレーザーは『スペクトラ』、IPL治療器は『ライムライト』を使用しています。それぞれの特徴の違いは下記の通りとなります。

QスイッチYAGレーザー(スペクトラ) IPL治療器(ライムライト) アキュティップ
概要 メラニン色素をレーザーによって分解する メラニン色素を光によって分解する メラニン色素を光によって分解する
価格 1,080円(税込)/1mm 3,240円(税込)/1shot 2,160円(税込)/1shot
治療回数 2、3回(シミの深さにより異なる) 3回~10回 2、3回
照射間隔 最短3 ヶ月 1ヶ月 1ヶ月
施術時間 30分 30分 30分
ダウンタイム 一時的にシミが濃くなり、かさぶたになる
3 ヶ月程度、赤み・色素沈着
ほとんどなし 赤み、かさぶた
術後のケア 軟膏とテープ保護の処置を7~14 日程度 なし なし
術後の副作用 ヒリヒリ感、水疱、びらんが出る場合がある 熱感 熱感
リスク 火傷、色素沈着 火傷 火傷

レーザー治療とIPL光治療の違いは、前章で説明した通りです。アキュティップは通常の光やレーザーが反応しにくい、薄くぼんやりした細かいそばかすにも有効的な機器です。照射スポットが直径6.35mmと小さいため、ピンポイントで照射することが可能です。ダウンタイムは少めですが、赤みやかさぶたができます。

下記の症例はそばかす治療としてIPL光治療器『アキュティップ』と『ライムライト』を使用した症例です。

そばかす症例

また、シミとそばかすが混在している症例の治療としてIPL光治療器『アキュティップ』と『ライムライト』を使用いたしました。

症例1

顔の広範囲に広がったそばかす全体を、ライムライトなどの光治療器のおだやかな光で全体的に治療し、その後残っている細かいメラニンをアキュティップで治療しています。

2-3 肝斑

肝斑は30~50代の中年女性に多くみられる目の下に左右対称にひろがった薄いシミです。産後や服薬のホルモンの変化でできるといわれていますが、はっきりとした原因はわかっておらず、学会でもまだ討論が続いています。老人性色素斑は紫外線が原因ですが、肝斑は体内の炎症が原因といわれており、治療法が異なります。

肝斑に有効な治療法方はレーザートーニングです。
これまで肝斑にレーザーを照射すると肌の防衛反応により、メラノサイトが活性化し悪化する、といわれていましたが、レーザートーニングという弱いレーザーを均一に当てる方法が肝斑治療の主流になっています。肝斑以外の箇所にダメージを与えず、肝斑を薄くできるようになりました。(肝斑の状態によっては半年かかる場合もあります。)

当院では、スペクトラをレーザートーニングモードにして使用しています。また、肝斑の治療はトラネキサム酸、シナールなどの内服薬を併用することが効果的です。

レーザートーニング(スペクトラ) 内服薬(トラネキサム酸) 内服薬(シナール)
概要 弱い力を均一に照射しメラニンを破壊する 色素沈着抑制効果のある薬 ビタミンCを主成分とした薬
価格 86,400円(税込)/頬5回コース 2,700円(税込)/60錠 5,400円(税込)/60錠
治療回数 5~10回 1回1~2錠 1回1~3錠
照射間隔 2~3週間 1日3~4回 1日1~3回
施術時間 30分
ダウンタイム 一時的にシミが濃くなり、かさぶたになる
3 ヶ月程度、赤み・色素沈着
術後のケア 軟膏とテープ保護の処置を7~14 日程度
術後の副作用 赤みや痒み、膨隆疹が出る場合がある 過敏症,発疹,悪心・嘔吐,下痢,眠気 胃不快感,悪心・嘔吐,下痢
リスク 脱色素斑、火傷、色素沈着

主な治療法はレーザートーニングです。レーザーの治療の過程で一過性に色素斑が濃くなることもありますが、ほとんどは1~2 ヶ月で改善します。また、当院では、状態により内服(トラネキサム酸・シナール など)をおすすめすることがあります。

2-3 ニキビ跡、虫さされ跡シミ(炎症性色素沈着)

ニキビ跡や虫さされ、肌の摩擦などの色素沈着がシミのようにみえることもあり、ニキビ跡がシミになってしまった…と勘違いしている場合もありますが、それは厳密にはシミではなく、炎症後色素沈着です。

肌が傷付いている状態では、皮膚の防衛本能が働き、メラノサイトが活発になることでメラニンが生成されます。また炎症や外傷の跡が紫外線など外部からの刺激を受けることで更にメラノサイトが活発となり、シミのような状態となって残ってしまいます。

このようにして、炎症後色素沈着は現れるため、形と色はさまざまですが、褐色~黒褐色である場合が多くなっています。これらはイオン導入や外用薬が効果的な治療です。

イオン導入とは、ビタミンCやプラセンタなどの成分に微弱な電流を利用することで導入成分をお肌の真皮上層まで届ける治療法です。お肌の基底層に蓄積するメラニンを分解・排出させてシミなどの色素を薄くさせる作用(還元作用)や、新陳代謝向上とコラーゲンの生成作用を促します。

また強力な漂白作用があるハイドロキノン外用薬を併用します。ハイドロキノンの美白作用は非常に高く、ビタミンCや化粧品に含まれるアルブチンの約100倍の効果的と言われています。

イオン導入(ビタミンC) 外用薬(ハイドロキノン)
概要 微弱な電流を流し美容成分を真皮層に浸透させる メラノサイトの働きを抑制する
メラニンを生成する酵素チロシナーゼの働きを抑える
還元作用によりメラニンを薄くする
価格 1,080円(税込) 5,400円(税込)
治療回数 3回 夜1回
照射間隔 1ヶ月 1ヶ月
施術時間 10分
ダウンタイム なし ほとんどなし
術後のケア なし 塗布後サランラップで10分程パックすることで浸透を高める
術後の副作用 なし なし
リスク なし 赤み・かぶれ・かゆみ

酸化酵素チロシナーゼの働きを抑制するビタミンCを導入し、ハイドロキノンと併用することにより、炎症後色素沈着の改善が期待できます。

2-4 あざ(ADM後天性真皮メラノサイトーシス)

シミと思っていても、実はそれがあざである場合も多くあります。見た目の違いは素人ではほとんどわかりません。よくあるケースがあざは肝斑に間違われることが多いですが、肝斑とあざでは治療法がまったく異なります。

このあざはADMともよばれ、後天性真皮メラノサイトーシス(Acquired Dermal Melanocytosis)の略語です。

通常「しみ」は褐色(茶色)に見えますが、あざは、青味を帯びていることが多いです。メラニン色素は浅いほど褐色(茶色)に、深いほど青色に見えます。ADMは深い層(真皮)にメラニンが存在しているので青味がかって見えます。

あざは紫外線に関係なく生じるため、肝斑や日光性色素斑のように夏場に色が濃くなったりすることがない点が特徴的です。

あざ治療に効果的なレーザーは、QスイッチYAGレーザーです。シミ消しレーザーとして良く用いられるレーザーになりますが、あざは今まで紹介してきたシミと比べ、真皮層から皮下組織といった深い部分に存在している場合が多いため、深部まで浸透する出力設定で、3ヶ月~6ヶ月おきに3〜5回治療を行います。

また照射後に炎症後色素沈着が残ることがあります。一旦はあざの色が薄くなったのに、2~3週間後に再びあざの色が濃くなってみえる現象です。これは炎症が原因の色素沈着のため外用薬で薄くしていきます。

QスイッチYAGレーザー(スペクトラ)
概要 メラニン色素をレーザーによって分解する
価格 1,080円(税込)/1mm
治療回数 3〜5回(深さにより異なる)
照射間隔 3ヶ月~6ヶ月
施術時間 30分
ダウンタイム 一時的にアザが濃くなり、かさぶたになる
3 ヶ月程度、赤み・色素沈着
術後のケア 軟膏とテープ保護の処置を7~14 日程度
術後の副作用 ヒリヒリ感、水疱、びらんが出る場合がある
リスク 火傷、色素沈着

2-5 イボ(脂漏性症角化症)

脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)は老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)とも言われています。皮膚の老化現象のひとつですが、若い人にもできることがあります。特徴は少し盛り上がってイボのようになるところです。新陳代謝が低下し、ターンオーバーが乱れて古い角質がたまり年々、少しずつ大きくなり、数も増えてきます

老人性色素斑と混じって点在している場合などは肉眼で見分けることは難しくなります。

イボに有効的な治療法は電気焼灼法や切除法もありますが、レーザー治療ではCo2レーザーが挙げられます。Co2レーザーは炭酸ガスレーザーともいい、ほくろやいぼ、盛り上がりのあるシミに有効的です。

深部組織や周辺の正常な皮膚にはダメージを与えないため、メスで切除した場合よりもキズ跡が残りにくく、治りも早いのが特徴です。患部に照射すると、その細胞に含まれる水分がレーザーのエネルギーを吸収し、蒸散作用を起こして瞬間的に患部の組織を除去します。

レーザー照射直後はテープを貼って患部を守り、レーザー照射後2ヶ月は必ず日焼け止めを塗ってください。

Co2レーザー
概要 メラニン色素をレーザーによって分解する
価格 3,000円~10,000円
治療回数 1回
照射間隔
施術時間 30分
ダウンタイム 赤みや多少の陥没
術後のケア 2、3日傷跡の保護
術後の副作用 カサブタ
リスク 火傷、ヒリヒリ感

3 シミ治療の3つのリスク

シミ消しレーザーを受ける場合、3つのリスクがあります。これらは治療に入る前にカウンセリングで確認しておきましょう。

1)シミの性質を間違い、シミが悪化する
シミの性質によって有効な治療法は異なるので、まったく改善されない、もしくは悪化するリスクが考えられます。
例えばADMを肝斑と診断し、レーザートーニングしていた場合はいつまでたっても薄くなりません。また、肝斑を老人性色素斑と判断し、Qスイッチレーザーを照射した場合は色素が濃くなって悪化してしまいます。

※但し、QスイッチYAGレーザーを照射した場合、炎症後色素沈着として、薄くなったシミが再びシミやあざの色が濃くなってみえる現象が現れる場合があり、外用薬で薄くしていきます。
これは治るのに長いと3ヶ月~6ヶ月かかります。この現象で「シミが施術前よりも悪化した!」と思われる場合もありますが、この照射後の副作用となります。

しかし、いつまでもシミが改善されない場合は、適切な治療ではなかった可能性があり、他のクリニックでの診断(セカンドオピニオン)を検討する必要があります。

2)赤みやかさぶたができる
シミを照射したあとに患部がかさぶたになる場合があります。また肌の状態によっては赤みがしばらく出ることもあります。
これはリスクというよりも経過になりますが、気になるからといって無理にはがしたり、こすったりすると、色素沈着となりますので注意してください。

3)シミによっては年単位で時間がかかる
肝斑、ADMの場合、肌の深部まで色素が到達しているので、レーザーも深部まで届く波長のものを使用します。しかしこの治療法は1回照射すると、2~3ヶ月は間隔をあけなければならず、必然的に治療期間が長くなるのです。

シミの種類によってはすぐに結果を求めることが難しい、ということを覚えておきましょう。


4 シミ消しレーザーを行う際、守るべき3つのアフターケア

どのシミ治療でも共通して行う必要のあるアフターケアです。レーザーを照射したら、シミ治療は終わり、というわけではありません。術後のケアも大きなポイントです。

クリニックの指示を聞いて必ず守るようにしてください。

1)日焼け対策を徹底する
とくにレーザーを照射したあとは、皮膚表面が薄くなっているため、日焼け対策をしないで紫外線を浴びると、治療前よりもシミが悪化する恐れがあります。シミ治療後の肌は非常にデリケートです。とにかくこまめに日焼け止めを塗るように習慣づけましょう。

最近ではスプレータイプの日焼け止めも多く出ています。片手でしゅっとスプレーできるので大変手軽に日焼け対策ができます。通常の日焼け止めを塗るのをつい忘れてしまう、という人は試してみてください。

2)患部をこすらない
治療した箇所は気になるものです。そのためつい触ったりこすったりしてしまう場合があるかもしれませんが、絶対にやめましょう。シミ治療しているときは皮膚は薄くなったり、敏感になったりと大変デリケートなので、ちょっとした摩擦でも色素沈着を起こしやすくなります。

日々のクレンジングや洗顔、メイクなども優しく行うようにしてください。

3)処方された内服薬、外用薬を指示に従って使用する
クリニックで、内服薬や外用薬を処方される場合、必ず指示にしたがって使用しましょう。内服薬を飲み忘れると、肝斑などの炎症性のシミの回復が遅くなります。またハイドロキノンなどの外用薬を「もっと効くように」と塗りすぎるのもNGです。使用量を守らないと肌が白く抜ける白斑という現象が起こる恐れがあります。自分での判断は絶対にやめましょう。

また異常が出た場合はすぐにクリニックに相談するようにしてください。


5 シミ消しレーザーを行うクリニックの選び方

前章でも説明した通り、クリニックまたドクター選びは非常に重要になります。

シミの種類によって適した機器が異なってくるためです。シミはレーザーだけではなく、光治療機器やイオン導入器などでも治療する場合があります。シミ治療は画一的な治療があてはまらないケースも多く、機器や薬を多く使用する場合も起こりえます。まずはシミの種類を見分けることから治療は始まります。

見た目に違いはそこまでわかりませんが、一口にシミといっても種類があり、その性質に合わせた治療が必要になってきます。

シミをカウンセリングの段階で見分け、必要であれば検査も行い、お悩みのシミを正しく治療してくれるクリニックを選ぶことが大切です。シミ治療の実績が多いところを選びましょう。シミ治療は種類も機器も多岐に渡るので、皮膚科専門医がいると安心でしょう。

またシミが複合的にある場合、治療方針が途中で変更される場合もあります。そのときに料金が変わるのか、はじめに提示された料金内でおさめるのかなど、料金体系をきちんと説明してくれるクリニックを選びましょう。

 


6 まとめ

シミ治療について以下にまとめます。

・シミの多くはレーザー治療で消すことができる

・シミと一口にいっても種類と性質が異なり、それぞれ治療機器や方法が違う

・すぐにとれるシミと年単位で治療しなければいけないシミがある

化粧品や自己流ケアでも改善しないな・・・と長年シミで悩んでいる人は、ぜひクリニックでのシミ消し検討していただきたいです。5年、10年悩んでいたシミが老人性色素斑でしたら、ものの10分でなくせるかもしれません。市販品の薬で薄くならないシミはADMや肝斑かもしれません。悩みのシミは、性質を見極め、治療すれば必ず高い改善が期待できます。

ぜひ信頼できるクリニックで長年の悩みをすっきりさせましょう。