
フェイスラインのたるみってなかなか解消できないですよね。
フェイスラインのたるみが気になって、セルフケアを試したり、エステサロンに通ったけれど、なかなか思うような効果を発揮してくれない。
「だったらもう整形をしよう!」
そう考えてみたものの、どのフェイスラインのたるみの整形が自分に合っているのだろうか・・?
本記事では、フェイスラインのたるみの整形方法を詳しく紹介していきます。
どの整形方法を選べばいいかわからない方は、是非参考にして下さい。
目次
1 フェイスラインのたるみの整形は「なにを重視するか」で変わる
フェイスラインのたるみの整形を選ぶとき、大切なのは「なにを重視するか」ということです。
「整形をしてフェイスラインのたるみをなくしたい」といっても、「とにかく1回の施術で効果がでる整形がいい」「はっきりと違いが分かるくらいフェイスラインが引き上がる効果を求めている」というような整形自体に抵抗はそれほどなく、とにかく整形をしてフェイスラインのたるみをなくしたいという整形への意欲が高い方もいます。
反対に、「整形は初めてだし、手軽にはじめやすいようなものがいい」「顔に異物は入れたくない」というようなフェイスラインのたるみをなくしたいけれど、得られる効果よりも整形に対する抵抗が強く、整形をする際の条件があり、整形への意欲は低い方もいると思います。
2章から整形の方法を説明していきますが、整形に対する意欲が高いほど、フェイスラインの引き上げ効果が高い整形方法が挙げられます。
反対に、整形への意欲が低く、「顔にメスを入れたくない」
「ダウンタイムを少なくしたい」などの整形をする際の条件がある方は、
フェイスラインの引き上げ効果が低い整形方法が挙げられます。
2章からは、フェイスラインのたるみの整形方法について詳しく説明していきます。
2 【整形への意欲:高】フェイスリフトによる整形
フェイスリフトの整形は、お顔(耳の前または後ろ、髪の生え際)にメスを入れ、切開し、糸でたるんだ皮膚を引っ張りあげ、たるみを改善する方法です。
1回の施術でフェイスラインのリフトアップ効果を実感したいという方におすすめです。
before
after
持続期間 | 半永久的 |
リスク | 合併症の可能性があります |
副作用 | 腫れ、内出血 |
痛み |
施術中は全身麻酔使用のため、 |
ダウンタイム | 2~3週間前後 |
費用 | 1,650,000円(税込) |
2-1 施術方法
STEP1
耳の前、耳の後ろ、髪の生え際といった目立たない部分を切開します。
STEP2
上記イラストは、皮膚~筋肉までの断面図になります。たるんだ皮膚と筋膜を広範囲にわたって剥離します。
STEP3
剥離した後、たるみがあがる方向に引き上げ、引き上げた際に余った皮膚を切除します。
STEP4
皮膚を切除した後、耳の前、耳の後ろ、髪の生え際といった目立たない部分を切開し。糸で細かく縫合します。
2-2 メリット
▼1回の施術でリフトアップの効果を実感できる
フェイスリフトは、1回の施術でリフトアップの効果を実感することができます。
3章、4章で紹介する「糸による整形」「機械による整形」は施術を繰り返すことで効果を発揮し、持続期間を長くするためには定期的な施術を行うことが求められます。
それに比べ、フェイスリフトは、1回の施術でリフトアップの効果を実感することができ、半永久的な効果を期待することができます。
定期的な施術でリフトアップの効果を得るよりも、1回の施術で効果を実感したいという方にはおすすめです。
2-3 デメリット
▼傷跡が残る
2-1で紹介したように、フェイスリフトはたるんだ皮膚を引き上げ、引き上げの際に余った皮膚を切除し、耳の前、耳の後ろ、髪の生え際といった目立たない部分を糸で縫合します。
そのため、目立たない部分ではありますが、傷跡が残ってしまいます。
2-4 施術の流れ
当イセアクリニックの施術の流れをご紹介します。
施術前
STEP1<カウンセリング予約>
お電話または予約フォームにてカウンセリング日を予約します。
STEP2<カウンセリング>
医師がお悩みやご希望を伺い、お顔のたるみを改善する方法を丁寧にカウンセリングします。施術に関する不安なことを全てご相談ください。
なお、手術では全身麻酔を行うため、カウンセリング当日の手術は行えません。
STEP3<お申し込み>
カウンセリング後、施術内容に同意いただけましたら、施術の申込手続きを行います。施術日の予約は術前検査後となります。
STEP4<術前検査>
検査機関での検査を行い、手術可能かどうかの判断をいたします。
STEP5<施術日確定>
ご都合の良い施術日を確定します。
ダウンタイム(術後の腫れや痛み)を考慮した日程をおすすめします。
施術当日
STEP1<麻酔科医との問診>
全身麻酔を行うため、麻酔科医との問診を行います。
STEP2<写真撮影>
施術後にご自身でも変化をご実感いただけるよう、施術前に写真撮影を行います。
※撮影した写真はカルテに保存する以外の用途では使用いたしません。(ただし、モニターでの申込みの場合を除きます)
STEP3<デザインの確認とマーキング>
リフトアップのデザインの確認と、施術箇所のマーキングを行います
STEP4<全身麻酔>
麻酔担当医が全身麻酔を行います。
手術中は全身麻酔で眠ってしまうため、意識がなくなり痛みを感じません。
STEP5<施術>
全身麻酔をした後、施術を開始します。施術時間は240分程度となります。
※必要に応じて、髪の毛を剃毛させていただきます。
STEP6<入院>
全身麻酔手術では手術後の状態により、1泊入院いただく場合がございます。
STEP7<診察>
医師による診察を行います。
STEP8<帰宅>
医師による診察に問題がなければ、ご帰宅をしていただけます。
施術後
通院
施術後は、通院をしていただいております。
施術から3日後:診察
施術から7日後:抜糸
施術から1ヵ月後:診察
※通院日程・回数は患者様の状態によって異なります。
施術後には、アフターケアを行わせていただきます。
不安なことやご質問などがありましたら、ご相談下さい。
3 【整形への意欲:中】糸による整形
フェイスラインのたるみの整形で、「効果は実感したいけれど、ダウンタイムが気になる・・」という方におすすめなのは、糸による整形です。
フェイスラインのたるみの糸による整形の中でも様々な種類が存在しますが、N-COGという糸の整形が、効果を実感しやすく、ダウンタイムが少ないです。また、リフトアップだけではなく、お肌のハリも得ることが出来ます。
3章では、N-COGについて解説していきます。
N-COGは、トゲがジグザグと入った特殊な糸を使用します。
ジグザグとしたトゲが、たるみの原因となる組織にしっかりとひっかかることにより、引き上げ効果を発揮します。
挿入した糸は、180日~240日で体内に吸収される素材であるため、お顔に異物を残しません。
Before
after
持続期間 | 約半年~1年 |
リスク | 合併症の可能性がある |
副作用 | 浮腫み、糸による引きつれ感、内出血、アレルギー |
痛み |
局所麻酔を使用するため、痛みを感じません |
ダウンタイム | ほとんどありません |
費用 | 22,000円/税込(1本 ) |
3-1 施術方法
STEP1
トゲがジグザグに入った医療用の特殊な糸が入った針を、引上げ箇所に応じた場所から挿入します。
STEP2
針を抜くと、皮下組織に糸が引っかかります。引っかかったら、糸の先端をカットします。
STEP3
引き上げに必要な本数を挿入することで、フェイスラインのたるみが引き上がります。
3-2 メリット
▼お肌にハリを与える
N-COGはフェイスラインのたるみを引き上げるだけではなく、お肌のハリも与えることができます。
N-COGは体内に吸収する糸を使用しています。この糸が吸収されると、お肌のハリに大切なコラーゲンの生成が誘導され、お肌にハリが生まれるようになります。
フェイスラインを引き上げるだけではなく、お肌のハリも出るため、若々しい肌を得ることが期待できます。
3-3 デメリット
▼定期的なメンテナンスが必要
N-COGは体内に吸収される糸を用いています。
糸は、体内で吸収されると同時に、約8ヶ月ごろから徐々にフェイスラインの引き上げ効果がなくなっていくため、長期的にフェイスラインを引き上げたい方は、定期的に施術を行う必要があります。
3-4 施術の流れ
当イセアクリニックの施術の流れをご紹介します。
施術前
STEP1<カウンセリング予約>
お電話または予約フォームにてカウンセリング日を予約します。
STEP2<カウンセリング>
医師がお悩みやご希望を伺い、お顔のたるみを改善する方法を丁寧にカウンセリングします。施術に関する不安なことを全てご相談ください。
STEP3<施術日確定>
カウンセリング後、施術の内容に同意をしていただけましたら、
施術の申し込みと施術日を確定いたします。
カウンセリングからの当日施術も可能です。
施術当日
STEP1<写真撮影>
施術後にご自身でも変化をご実感いただけるよう、施術前に写真撮影を行います。
※撮影した写真はカルテに保存する以外の用途では使用いたしません。(ただし、モニターでの申込みの場合を除きます)
STEP2<デザインの確認とマーキング>
リフトアップのデザインの確認と、施術箇所のマーキングを行います。
STEP3<消毒>
施術箇所の消毒を行います。
STEP4<局所麻酔>
施術箇所に局所麻酔を行います。
局所麻酔を行うため、施術中は痛みをほとんど感じません。
※痛みの感じ方には個人差があるため、痛いと感じる方もいらっしゃいます。
※ご希望の方は、笑気麻酔を使用することも可能です。
STEP5<施術>
局所麻酔を行った後、施術を開始します。
施術時間は約30分となります。
STEP6<帰宅>
施術が無事終了しましたら、ご帰宅いただけます。
手術後の状態に応じ、リカバリールームで休憩いただいてからのご帰宅も可能です。
施術後
施術後にアフターケアを行わせていただきます。
不安なことやご質問などがありましたら、ご相談下さい。
4 【整形への意欲:低】機械による整形
「周りにばれずにフェイスラインのたるみをなくしたい」「顔に異物を入れることには抵抗がある・・」という方におすすめなのが機械による整形です。
フェイスラインのたるみにアプローチする機械の中でも、「ウルセラリフト(通称:ウルセラ)」という機械による整形がフェイスラインのたるみに効果的です。
5章では、ウルセラについて説明していきます。
before
after
持続期間 | 約1年 |
リスク | 脂肪萎縮、やけど、神経障害 |
副作用 |
瘡蓋、腫れ、赤み、軽い筋肉痛、しびれ、 |
痛み | 針でチクリと刺されるような痛みがあります |
ダウンタイム | ほとんどなし |
費用 | 176,000円(税込) |
5-1 施術方法
ウルセラは、メスや注射を用いることなく、HIFU(ハイフ)という高密度焦点式超音波のエネルギーを利用し、フェイスラインのたるみにアプローチしていきます。
上記イラストが皮膚の断面だとします。
ウルセラをフェイスラインのたるみに効果的な範囲に照射します。
集束させた超音波によって真皮や筋膜に点状の熱損傷が起こります。照射することにより、たるみの原因となる組織が熱収縮を起こし、収縮された組織が元に戻ろうとします。
戻ろうとするため、たるみの原因となる組織は老化とともに失われつつある肌のハリや引き上げに大切なコラーゲンを大量に生成させます。この働きで、引き上げ効果をもたらします。
ウルセラは皮膚の深い層にアプローチを行います。
皮膚の深さを、エコー画面で確認しながら照射を行います。
5-2 メリット
▼お顔に傷や異物を入れることがない
ウルセラは、メスや注射を一切使いません。
高密度焦点式超音波のエネルギーでたるみの原因となる組織に働きかけます。
そのため、ウルセラをお顔に当てるだけでフェイスラインを引き上げることができます。
「顔に異物を入れることは抵抗がある・・」「顔に傷を残したくない・・」
という方やはじめて整形をする方には、第一段階としてウルセラを受けてみるといいかもしれません。
5-3 デメリット
▼効果を発揮するまで約2~3ヶ月掛かる
ウルセラは、即時的効果もありますが、照射をしてから、たるみの原因となる組織に熱収縮をし、刺激を受けた組織が再生しようと働きだすことにより引き上げ効果をもたらします。
そのため、施術をしてから2~3ヶ月後あたりが最終的な効果を実感できるようになります。
5-4 施術の流れ
施術前
STEP1<カウンセリング予約>
お電話または予約フォームにて、カウンセリング日を予約します。
STEP2<カウンセリング>
医師がお悩みやご希望を伺い、お顔のたるみの改善方法を丁寧にカウンセリングします。ウルセラの施術に関する不安なことを全てご相談ください。
STEP3<施術日確定>
カウンセリング後、施術の内容に同意をしていただけましたら、施術の申し込みと施術日を確定いたします。カウンセリングからの当日施術も可能です。
施術当日
STEP1<洗顔>
ご来院したら、洗顔を行っていただきます。
STEP2<写真撮影>
施術後にご自身でも変化をご実感いただけるよう、施術前に写真撮影を行います。
※撮影した写真はカルテに保存する以外の用途では使用いたしません。(ただし、モニターでの申込みの場合を除きます)
STEP3<表面麻酔の塗布>
表面麻酔を使用する場合は麻酔の塗布を行います。
笑気麻酔を使用する場合は、器具の装着を行います。
STEP4<マーキング>
ウルセラで照射する範囲をマーキングします。
STEP5<施術>
エコーを画面でしっかりと確認しながら丁寧にウルセラを照射していきます。
全顔の場合、施術時間は1時間です。
STEP6<ジェルの拭き取り>
ウルセラ照射の際、ジェルをお顔に塗布しているため、施術終了後に拭き取ります。
STEP7<帰宅>
施術当日からメイクを行えます。
場合によっては、軟膏止めを処方いたします。
イセアクリニックではパウダールームをご用意。
ブラシ・ドライヤー・メイク落とし・化粧水・乳液を常備しています。
施術後
施術後にアフターケアを行わせていただきます。
不安なことやご質問などがありましたら、ご相談下さい。
5 まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、フェイスラインのたるみの整形方法について、紹介をしていきました。
フェイスラインのたるみの整形を選ぶ際、「整形で何を重視するか」を考えることで、自分に合った整形方法を見つけることができ、満足のいくフェイスラインを手に入れられるのではないでしょうか。
フェイスラインのたるみの整形を紹介しましたが、一人で判断するのが難しい場合は、医師に相談をし、最適な整形方法を選択することも良いでしょう。
本記事を読んでいただき、フェイスラインのたるみの整形を選ぶ際のお役に立てたのであれば幸いです。
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