【安く早くきれいに】タトゥー除去をレーザーで検討した場合に知っておきたいこと

タトゥーレーザー除去

「若いころに入れたタトゥーを仕事や私生活にも影響がでているので消したい」
「タトゥーが簡単に消える方法はないものか」

近年、タトゥーをレーザーで除去したいという需要が増えています。

多くの温泉やプールではタトゥー(刺青)がある人はお断りであり、保険の加入も断られることもあります。
一般的な職業でも「タトゥーがはいっている」という事実だけで敬遠されたりします。またインクの成分によってはMRI検査を受けることができない場合もあります。

日本でタトゥーはファッションとして認知されているものの、社会的にはまだまだいい印象は持たれていません。アンケートによると、タトゥーを入れてしまって後悔しているという人は90.9%にものぼることが分かっています。
▼参考
http://news.livedoor.com/article/detail/13665392/

そのような背景もありタトゥー除去の需要は非常に高いものになっています。
しかしここで注意してほしいことがあります。前提としてタトゥー除去は方法に限らず、デメリットが多い施術です。火傷や、皮膚の自然治癒がうまくいかずケロイドや膿がでてしまうことなどがあげられます。

今回はレーザーでタトゥー除去を考えている人へ、10年で5000件以上のタトゥー除去を行ってきたイセアクリニックが、レーザーの効果やリスク、タトゥー別の効果など徹底的に解説します。
どうすればなるべく安くきれいに早くタトゥーが消えるのか、タトゥー除去を検討している人はぜひ参考にしてください。

1レーザーのみではタトゥーは消せない場合も。さらに回数を重ねても薄くならない場合もある

手軽なイメージをもたれがちなレーザー治療ですが、注意すべき点が多くあります。
タトゥーの種類に限らず、レーザーのみできれいに消すことができない場合もあります。
インクの色や成分によっては回数を重ねても薄くならないことがあるのです。

皮膚にできた傷は皮膚内部の繊維芽細胞の作り出す瘢痕組織によって修復されていきます。レーザーを皮膚に当てると、傷ついた皮膚をなおそうとして瘢痕組織がレーザーを当てたタトゥー上部にできます。すると、瘢痕組織がレーザーがタトゥーの色に届きにくくなります。


つまりレーザー施術を重ねていくほどに皮膚上部の瘢痕組織が厚く重なっていくため、レーザーの効果がタトゥーの色素まで届きにくくなっていきます。
このような理由から、タトゥーをレーザーで消そうとした場合、テスト的に1cm×1cmくらいのごくせまい範囲を2~3回照射し、それで薄くならないならレーザー除去はやめるべきである、とイセアでは考えています。
そしてこのような場合、切除や植皮、削皮の検討を提案しています。

3章で詳しく説明します。

1-1レーザー除去が有効なタトゥーは「単色で浅いもの、自分でいれたもの」

「それじゃ、レーザーはタトゥー除去にあんまり効果がないのか・・・」
というわけでもありません。

以下2種類であればほぼ完全に除去できる可能性が高いです。

・針と墨汁で自分で浅く入れたタトゥー

・黒もしくは紺1色の機械彫りで浅く入れたタトゥー

インクよりも墨汁のほうが消えやすいとされています。
特徴としては、触ったときにタトゥーがあまり盛り上がっていないものです。深く入っているものは、タトゥー箇所が盛り上がっており、触ったときに指にひっかかりを感じます。

1-2カラフルなタトゥーは「ピコレーザー」が有効

黒もしくは紺以外のカラーのタトゥーは、より進んだ新しいレーザー「ピコレーザー」が有効といわれています。これまで消すことができなかった多色のタトゥーも消すことができるようになりました。

▼赤・黒・黄色のタトゥー

▼緑・黒のタトゥー

従来のQスイッチレーザーが「ナノ秒」であるのに対し、ピコレーザーは「ピコ秒」という、より短い時間でより強いエネルギーを照射できます。そのため肌への負担が少ないです。従来のレーザーで壊せなかった大きな粒子でも小さく砕くことができます。

しかしピコレーザーは優れた機能が搭載されていますが、従来のレーザーより取り扱いが難しく、医師の技量に大きく左右されます。また色やタトゥーの深さ、インクの素材などによってはレーザーに反応しにくいものもあります。
とくにタトゥーの色は、彫師によって使用するインクが異なります。それぞれ含まれている成分が異なるため、レーザーを打ってみないと効果があるのかどうかを確かめることはできません。

またレーザーでタトゥーの色は除去できても、出力が強すぎた場合などは皮膚を修復する瘢痕組織が過剰にでき、レーザーの跡が白く残ってしまうケースがあります。

レーザーでのタトゥー除去は「切らない」施術であるためか、手軽でまた回数を重ねればすっかりきれいになる、と思われている傾向があります。しかしレーザーのみで除去できるケースは非常に限定されているため、安易にレーザーでのタトゥー除去を選ぶことはおすすめできません。

2レーザーでタトゥー除去する場合に知っておきたいこと

タトゥーをレーザーのみで除去するのは、一般的に考えられているよりも限定されていることがおわかりいただけたかと思います。それらをふまえてレーザーで除去する場合にチェックしておきたい回数・期間・値段などレーザー除去の概要をまとめました。
それぞれみていきましょう。

2-1レーザーでタトゥー除去にかかる回数と期間

これはタトゥーの大きさや部位、色、タトゥーの入れ方によって変わってきてしまいますが、
平均値としては以下になります。

針と墨汁で自分で浅く入れたもの

1~3cmの小さなもの 

5cm~10cmほどのもの

10cm~体の広範囲にあるもの

期間:6ヶ月~

期間:6ヶ月~

期間:9ヶ月~

期間:15ヶ月~

回数:約5
レーザーのみで除去が可能

回数:約5
レーザーのみで除去が可能

回数:約10回~20回
レーザーだけでは除去が困難な場合もある

回数:約10回~数十回
レーザーだけでは除去が困難な場合もある

※従来型レーザーおよびピコレーザーの区別はしていません。色、深さや染料の素材によっては最新のピコレーザーでも反応しにくく、従来型とほぼ変わらないケースも多くあるため一律の平均としてあります。

1度レーザーをタトゥーに当てると皮膚に負担がかかるので、炎症がおさまるまで3ヶ月は必ず期間をあけなければなりません。そのためタトゥーが大きかったり、広範囲であればあるほど、時間と回数がかかります。

2-2レーザーでタトゥー除去にかかる値段の目安

クリニックによって異なりますが、基準の値段があり、そこからタトゥーの大きさによって加算されていくところが多いです。

基準価格が1×1cm10,000であった場合、面積が16平方cmの場合4×4 cm40,000円、30平方cmの場合2536の間で60,000円となります。
範囲が大きければ大きいほど、また回数がかかるほどに値段は上昇します。

2-3レーザーでタトゥーを除去できる仕組み

タトゥー除去に使われるレーザーは、タトゥーの色素に反応し、熱と衝撃で色素を分解します。色素に反応するレーザーは、大きく分けて2種類です。黒もしくは青の単一色にだけ反応するもの、赤や黄色、緑などさまざまな色味に反応するものがあります。

特定の色素に反応する波長のレーザー光線を照射すると、レーザーはその色に吸収され、瞬間的に熱を発し、色素が粉砕され細かくなります。細かくなった色素を貪食細胞(マクロファージ)と呼ばれる細胞が少しずつ分解して体外に排出していきます。また肌のターンオーバーによっても薄くなっていきます。

しかしこの体内の働きは非常にゆっくりとしたものなので、照射直後に完全にきれいになる、というわけではありません。

2-4タトゥー除去で使われるレーザーの痛み

局所麻酔をしてくれるクリニックであれば、施術中の痛みを感じることはありません。

ただし、肌表面に塗る麻酔クリームだけのクリニックであった場合は注意が必要です。
表面しか麻酔がきかないので、レーザーを照射している最中ずっと大変な痛みをともないます。タトゥー除去をレーザーで行う場合には、使用する麻酔の種類をしっかり確認しておきましょう。

またレーザーが施術後に肌が盛り上がる肥厚性瘢痕になったり、さらにはケロイド状になってしまい、患部が炎症を起こして膿がでてくることもあります。
レーザー除去は施術のあとも痛みが出てくることもあると覚えておきましょう。

2-5レーザーでタトゥー除去する施術の流れ

クリニックによって多少は異なりますが、レーザーでの施術の流れは以下になります。タトゥーが大きいほど、施術時間は長くかかります。

1)麻酔
まず、表面麻酔や局所麻酔を行います。※クリニックによって変わります。

2)レーザー照射
レーザーを照射します。直後には表面が白く反応し、少し盛り上がります。
周囲はやや赤くなり、むくんだ感じになります。

3) 冷却
5分ほど冷やします。

4)術後の保護
全体に軟膏を塗布し、ガーゼで保護して終了です。

3切除・植皮・削皮のほうがきれいかつ安い場合もある

レーザー除去だけでは、回数を重ねても効果が薄くなり、痛みと費用と時間がかかるケースがあることをお話しました。しかしタトゥーを除去したいと考えている人は、「きれいに安く早く」したいと思っているはずです。
そこでおすすめしたいのはレーザーだけでなく「切除・植皮・削皮」も検討することです。

これら3つの施術は以下のようなメリットがあります。

・切り取るため完全に消すことが可能

・何度も施術を受ける必要がない

・何度もクリニックに通い続けるより安価

詳しくみていきましょう。

▼切除の場合
切除術とはタトゥー(刺青)の入った皮膚を切り取り周囲の皮膚を縫い合わせる除去方法です。難点は必ず手術痕が残ることですが、36ヵ月で赤味はとれ、除々に目立たなくなっていきます。
タトゥー切除について詳しくはこちら

 

▼植皮の場合
ステップ切除困難なサイズの大きなタトゥーの除去や、タトゥーの除去を急いでいる場合、植皮術が適応となります。植皮術とは主にヤケドの治療に用いられる手技で、皮膚を欠損してしまった部位に対して他の健康な部位から皮膚を移植する方法のことです。

 

▼削皮の場合

タトゥーの入っている皮膚を削り取る治療です。できるかぎり薄く、タトゥーが入っている部分ぎりぎりを削っていく必要があるので技術を要します。経験豊富なドクターを選ぶことが大切です。削皮をしてからレーザー施術を行うと、レーザー単体では難しいタトゥーでも効果的に除去することができます。
形成外科医の先生を選ぶことをおすすめします。ただし傷跡が汚くなる可能性もあるため、女性にはあまりおすすめできません。

これらの施術は傷跡が残ることがデメリットですが、熟練のドクターであれば、傷跡も目立たないように施術してくれます。

レーザー単体でのタトゥー除去はこれまでお話したように、何度も通っても効果が見られず、お金はムダに、皮膚はいつまでたってもきれいにならない・・・というケースが非常に多いです。
レーザー除去のほかに、切除・植皮・削皮もタトゥー除去できる方法である、と覚えておいてください。

4【実例】タトゥー除去の経過

実際にタトゥー除去を行った人たちの経過をみてみましょう。
広範囲のタトゥーをレーザーのみで消そうとした場合、きれいに消えなかったり、跡がのこったりするケースは少なくありません。以下の症例は他院で数回レーザー除去をしましたが、消えずにイセアで切除手術した方になります。



レーザーで色素が完全に消えていない、またはレーザーの出力が強すぎて白く跡が残ってしまったケースの患者さまです。どちらも数回の切除術でタトゥーの色素部分がしっかりときれいになくなっているのがわかります。

5後悔しないクリニックの選び方


タトゥー除去は方法に限らず、デメリットが多い施術である、と冒頭でお話しました。
タトゥー除去する方法は、どれも肌に少なからぬ負担がかかり、程度の差こそあれなにかしらの傷跡が必ず残ってしまいます。タトゥーが入っていなかったときの皮膚に戻すことはできません。

タトゥー除去レーザーが打ち放題」「完全にきれいになります」というように耳触りのよい宣伝をしているクリニックは避けましょう。

 そこを念頭にいれ、どうすればなるべく負担をかけずにきれいになるか、ということをしっかり説明してくれるクリニックやドクターを選びましょう。
自分で気になることはどんどんカウンセリングで質問し、納得できる答えをくれるクリニックを根気よく探すことが大切です。

6まとめ

タトゥーのレーザー除去は一般的に考えられているよりも、限定されたケースの施術方法になります。

・レーザーで消えにくいタトゥー消えやすいタトゥーがある。

・レーザーでタトゥーは消えるものもあるが、色の原料や深さによっては回数を重ねても薄くならない場合もある。

・切除・植皮・削皮のほうがきれいかつ安い場合もある。

 「レーザーは手軽そう」「手術は怖い」という先入観にとらわれず、体に負担にならずにタトゥーを除去できる施術はどれなのか、しっかりと検討してみてください。
その検討が結果的に「安く早くきれいに」タトゥーを除去できることにつながります。

 

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そういった方のご希望にお応えするために、東京イセアクリニックでは、写真での無料カウンセリング、料金案内も行っております。

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