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美容外科医が教える!目の下のたるみ2つの原因と3つの解消法

なんだか最近、目の下がたるんでない?

電車の窓ガラスに映った自分と目が合うと、最近浮き出てきた目の下のたるみがどうしても目に入る。グッと老けて見えてしまう目の下のたるみ、何でできてしまったんだろう?歳のせいかな?寝てないから?なんていくつか原因が思い当たるという人も多いのではないでしょうか?

目の下のたるみの原因は“老化による”皮膚のたるみや筋肉の衰えです。

皮膚がたるむことや筋肉が衰えることによって、眼球を守っている周りの脂肪が目の下に突出してしまい、目の下がたるんでしまうのです。

しかし、自分の生活習慣の何が皮膚のたるみや筋肉の衰えを促してしまうのか、ハッキリとした答えが分からない人も多いはず。

そこで今回は、目の下のたるみの原因となる生活習慣と目の下のたるみ解消法を美容外科医が解説していきます。

ぜひ、参考にしてみてください。


1 目の下のたるみの原因は『皮膚のたるみ』と『筋肉の衰え』

目の下のたるみの原因は『皮膚のたるみ』と『筋肉の衰え』の二つです。ですが、皮膚のたるみや筋肉の衰えなどと言われても、その原因が何なのか?というのはハッキリと分かりませんよね。

そこで、実際にどのような習慣が『皮膚のたるみ』と『筋肉の衰え』の原因となってしまうのか、チェックしてみましょう。

目の下がたるむ習慣チェック項目

皮膚のたるみ要素
30代以上である
紫外線対策をしていない
夜更かしをしている
アイメイクをがっつりしている
目を擦る癖がある
肌の乾燥が気になる
しわが増えてきた
筋肉の衰え要素
PCを長時間使用している
スマホをよく見る
姿勢が悪い
コリを感じる
本をよく読む
お酒をよく飲む

顔のむくみが気になる

それでは、まず、なぜ『皮膚のたるみ』や『筋肉の衰え』が目の下のたるみの原因となるのかというところから解説して行きます。

皮膚のたるみ
『皮膚のたるみ』が目の下のたるみの原因となる理由は、皮膚には元々、うるおいがあり、弾力があり、ハリがあります。
この弾力、ハリを保つ線維芽細胞・コラーゲン・エラスチンが減少するとハリや弾力が失われ、皮膚のたるみの原因となってしまいます。

比較

線維芽細胞・コラーゲン・エラスチンが減少する原因は、加齢と紫外線です。
もともと、線維芽細胞・コラーゲン・エラスチンは30代から急激に減少していくと言われており、さらに、紫外線の酸化ストレスにより、分解されてしまいます。

そのため、『30代以上である』や『紫外線対策をしていない』状態は皮膚のたるみの大きな原因となり、さらに睡眠状態に分泌される成長因子には、線維芽細胞・コラーゲン・エラスチンの生成を促す働きがあるため、夜更かしは大敵です。

また、ガッツリアイメイクはメイクを落とすときがワナ。
クレンジング力の強い洗顔は肌の乾燥を引き起こしてしまいますが、クレンジング力が弱くてもメイクがなかなか落ちないため、目元を擦ってしまうことで肌の乾燥の原因に
同様に目を擦ることで目元の乾燥を引き起こしてしまいます。『肌の乾燥が気になる』や『しわが増えてきた』は皮膚がたるむ予兆というわけです。

筋肉の衰え
次に『筋肉の衰え』が目の下のたるみの原因となる理由は、眼球を支える筋肉が衰えることで、脂肪が前に突出してしまうからです。もともと目の下には眼球を支える眼窩脂肪(がんかしぼう)という脂肪があります。

目の下の脂肪

この脂肪を支えている筋肉が衰えることにより、脂肪が前に突出し、目の下のたるみとなってしまいます。
加齢により、この筋肉は衰えていきますが、この衰えを促進する習慣が、PCやスマホの使いすぎ、下を向いて本を読む習慣です。この悪習慣に心当たりがある方は、コリ、むくみ、姿勢の悪さなどにも心あたりがあるのではないでしょうか。

筋肉が使わない楽な姿勢になっていることでさらに姿勢が悪くなり、ますます筋肉が衰えて行きます。
そうすると脂肪の燃焼が滞り、顔がむくんでいると感じる人も多いはず。さらに弱った筋肉が血行を悪くし、コリとなります。そのため、コリやむくみを感じる方は、筋肉が弱っている(衰えている)サインになります。


2 目の下のたるみ解消法

原因を見てみると思い当たることもいくつかあったのではないでしょうか?でも既にできてしまった目の下のたるみ、せっかくなら解消したいですよね。

目の下のたるみを解消する方法は、自分で簡単にできる目の周り体操&ツボ押しやスキンケア、そして美容外科で行う、目の下のたるみ治療が挙げられます。

2-1 目の周り体操&ツボ押し

目の下のたるみが軽度な場合の解消法が目の周り体操&ツボ押しです。これは筋肉の衰えが原因である場合と比較的症状がまだ軽い場合に効果が期待できる方法になります。
目の周りの筋肉を鍛えることが目的となるため、1回では改善されないので、繰り返し、行うことが重要です。(個人差があります。)

目の周りの筋肉は眼輪筋といって他の筋肉と同様、動かすことで筋肉は鍛えられます。

目の周り体操

目の周り体操
【目をギュッと閉じて5秒間キープ、思いっきり見開いて5秒間キープ】×5セット
眼輪筋は主に瞼の開け閉めによって使われる筋肉になるため、思いっきり目の周りの筋肉を使うことによって鍛えられます。

【∞の字を描くように両目を回す】×時計回り、反時計回りを5回
普段使わないような視線の動きを行うことによって、上下だけでなく、左右まで幅広く眼輪筋を鍛えることができます。

参考:Lower Lid Elevator
Place your index fingers under your lower lids. By using only the muscle power of your lower lids, lift the weight of your fingers without wrinkling your brow area. Hold the pose for at least one second, and repeat 20 times. Perform the routine twice a day.
http://www.goodtoknow.co.uk/wellbeing/galleries/34454/the-ultimate-facercise-workout/4

 

2-2 スキンケア(化粧品)

スキンケアでは、皮膚のたるみが原因となる目の下のたるみ解消に効果的な方法です。

皮膚のたるみは、肌の保水力が減ってしまっていることが原因で起こります。そのため、肌の保水力を上げる必要がありますが、特に真皮層の保水力を上げることが肌のハリや弾力に影響します。

真皮層は線維芽細胞・コラーゲン・エラスチンは皮膚の中で生成されるものですが、前章でも説明した通り、加齢により、生成する力は衰え、紫外線などの外部からの刺激により、線維芽細胞・コラーゲン・エラスチンを分解されてしまうので、日焼け止めを使用し、紫外線対策を行うことが大切です。

また、コラーゲン・エラスチンを分解されるのを防いでくれるスキンケアも販売されています。

リンクルショット メディカル セラム

リンクルショット
POLAから販売されている『リンクルショット メディカル セラム』の有効成分である『ニールワン』は、まさにこのコラーゲン・エラスチンが分解されるのを防ぐことができる成分として、日本で唯一、薬部外品有効成分として認められています。


3 目の下のたるみ治療

上記で紹介したマッサージ及びスキンケアのセルフケアは、確実に効果が出るかというと、そうではありません。

今ある目の下のたるみを治すためには、美容外科的手術を行うことがセルフケアを行うよりも断然効果を実感することが期待できます。
当イセアクリニックでは、目の下の脂肪を手術で取り除く方法と切らない施術を用いて目の下のたるみ治療を行っています。

目の下の脂肪を手術で取り除く方法
目の下の脂肪除去手術(下眼瞼脱脂術(経結膜法))

下眼瞼脱脂術

目の下の脂肪除去手術は下眼瞼脱脂(経結膜法)と言われ、目の下の粘膜を切開し、脂肪を取り除きます

下瞼の裏を切開するので、傷跡が表に出ず、脂肪を取り除くため、症状を改善する治療効果が期待できる手術です。当イセアクリニックで行った場合の施術時間は30分程度で、金額は税抜275,000円(税込)となります。

黒クマ


4 まとめ

目の下のたるみの原因を大きく分けると皮膚のたるみと筋肉の衰えの二つです。この二つを引き起こす原因として、加齢が大きな原因ではありますが、紫外線や夜更かし、PC・スマホの長時間利用、姿勢の悪さなどが挙げられます。

こういった原因となる習慣を止める、少なくすることはもちろん、目の周り体操やツボ押し、スキンケアでも目の下のたるみは解消されます。また、目の下のたるみ治療として目の下のたるみ要素である脂肪を除去してしまう方法も解消法の一つです。

目の下のたるみにお悩みの方は、原因となる悪しき習慣をやめ、解消法を実践して見て下さい。

 

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目の下のクマ・たるみによって顔全体が暗い印象になってしまうことがありますが、
それらが改善されると、表情が明るく、若々しくはつらつとした印象になります。

イセアクリニックでは、幅広い年齢層の患者様がご相談にいらっしゃいます。
もちろん男性の方もお気軽にご相談ください。

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